ゆうすけ@87Do5YJo
2025.10.14 火
メモ
衝撃の400mのあとは4×400mRの予選だった。
前日の夕方はみんなで温泉にいってプリンも食べた。久しぶりの糖質でとても美味しかった。夜になり晩飯を食べたら少しストレッチをして早めに布団に入った。しかし緊張してるのか高揚してるのかいつもより寝付けなかったのを覚えている。それでも気づいたら朝を迎えていて朝食を食べて身支度をして3日間お世話になった宿を後にした。
競技場につくといよいよなんだなと意気込むと共にとんでもない緊張が押し寄せてきた。アップを開始するとほんとに緊張してきてみんなが話しかけてくれても無言になってしまった。自分が集中してるのか緊張してるかわからなくなった。でもみんなすれ違った時には笑顔を返してくれたりして緊張も少し和らいだ。ほんとにどのチームよりもいいチームだなと思った。そして召集の時間を迎えた。みんなで召集場に移動している間もみんな緊張していてあまり会話はなかった。そしてコール。スタート位置に移動。移動の前にサポートで来てくれていた2人が最後のサポート、喝を入れてくれた。思えばここで自分の中の何かが切り替わった気がした。もうあまり緊張しなかった。スパイクを履いてトラックに出た。スタブロをセットして流し。そしてレーン表示の前に戻る。セット。号砲が聞こえた瞬間に全員が動き出した。僕は自分でペースを掴むのが得意ではないので最初の200mは楽についていくことだけを意識して走った。250mから上手くギアを上げることができてホームストレートに戻った。いつもはきついラストが楽しく思えた。自分がいい勢いをつけるという気持ちがいつもは大失速するラストの自分の足を動かした。バトンを仲間に託してあとは見守るだけ。しかしここでアクシデントが起こった。2〜3走間のバトンが少し手間どい順位はほぼ最下位。3走の彼が懸命に走り順位を1つ上げたがまだ状況は絶望的。でもまだ信じていた。4走にバトンが渡った瞬間に確信した。絶対にいけると。彼はバックストレートで3人を軽く抜き去るとなんとゴールには1着で帰ってきた。余裕も見えた。結果は予選を全体2位通過。この時は優勝もあるんじゃないかと思った。とても楽しかった。
続いて800mの予選。僕はマイルで朝飯がリバースしそうになって陰から見ていたがこれもすごかった。自身の学院記録を大幅に更新して決勝進出。思わず立ち上がって日向に出てしまうほどだった。どこまで速くなるんだと思った。