2025年10月13日(月)の日誌
レスト
ベルリン世界陸上100決勝の実況くらいの声が出た。力はかなりあると思っていたが400ラップはそこまでだったこともありその記録に驚いた。最近記録出てないしやめようかなと溢すこともあった彼が報われたような気がして嬉しかった。そして記録という目に見える形でまた自分と離されたとも感じて現状で満足していることが恥ずかしくなった。この予選で大きく記録を伸ばしたためランキングが変わり4位、5位あたりまで見えてきたため決勝がかなり面白くなった。そうして始まった決勝、かなり団子になって予選と同じようにスローで始まった。彼は集団の少し後ろにつけていた。400を通過したあとカーブで外から2人抜いて4番手につき、本当にこの順位まで上がって興奮した。そして550あたりのバックストレートでバラけてきて2人が抜け出した。そこに彼は前を抜いてついていき3人でスパートをかけ、超後ろを見ながら3位でフィニッシュした。表彰台に入るとはあまり思っていなかったため、バックストレートでは唖然として彼の走りを見ていた。記録だけじゃなく順位もしっかり取れるという彼の強みが出たのかなと思う。自分もこういう選手になりたいと感じた。
4×400mRは予選は800の奴を使わずに出た。初日で400の好記録が出たから安定で予選通過できるだろうなと思いながら見た。1走でかなりいい順位でバトンが渡り、2走の前半で大きく先頭に出たが後半混戦状態になりバトンミスが出て、3走がかなり後ろからのスタートになった。上位とまあまあ差がついてしまい、集団も長くなっていたため抜かしずらそうで予選落ちという言葉が頭をよぎる。少し差を詰めて4走にバトンが渡り、圧巻のスピードで1位に出てゴール。オバケすぎた。いつも競技場で練習してるとこを見ていたから、中国大会で決勝に行くという大きな課題を乗り越えていてとても嬉しかった。予選通過タイムが2番手で、表彰台に行ってしまうのではないかと思ったが、結果は5位だった。やっぱり強豪は強かったし、悔しかったがリレメンたちは清々しいような顔でいたから良かった。
こんな感じで終わった中国新人だが、目標を達成して止まっていた自分にさらに上の景色を見させられて、とても感情が昂った。自分も同じ舞台で勝負したいとそう思わせてくれる貴重な3日間だった。この感情を胸に冬季しっかり練習を積もうと強く思った。
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